「自宅でできる薬剤師の副業はないか」「オンライン服薬指導って副業でできる?」「どれくらい稼げる?必要な設備は?」


オンライン服薬指導とは?

オンライン服薬指導とは、ビデオ通話などを使ってオンラインで服薬指導を行うことです。2020年9月の薬機法改正により、初回からのオンライン服薬指導が解禁されました。

従来は対面が原則だった服薬指導が、パソコン・タブレット・スマートフォンを使ったビデオ通話で対応可能になっています。


オンライン服薬指導を副業にできるか?

結論:できます。 ただし条件があります。

必要な条件

  1. 薬剤師免許(当然)
  2. 在籍している薬局がオンライン服薬指導に対応していること(または副業先の薬局が対応していること)
  3. 本業の就業規則で副業が禁止されていないこと
  4. 安定したインターネット環境と通話できるデバイス

重要な点として、薬剤師個人でオンライン服薬指導の副業をするのではなく、オンライン服薬指導に対応した薬局と雇用契約を結ぶ形が一般的です。


オンライン服薬指導の副業・収入目安

形態 時給目安 特徴
在宅パート(時間給) 1,500〜2,500円 固定シフト型
スポット対応(件数制) 1件1,000〜2,000円 件数に応じた収入
業務委託(フリーランス型) 時給換算で2,000〜3,500円 高単価だが不安定

月4〜8時間の副業ベースで月2〜3万円が現実的な目安です。スポット派遣ほど高単価にはなりにくいですが、自宅から移動ゼロというのが最大のメリットです。

より高い副収入を求めるなら薬剤師のスポット派遣の方が時給単価は高い傾向にあります。


オンライン服薬指導のメリット

① 自宅から働ける(移動コストゼロ)

スポット派遣と違い、移動時間・交通費が一切かかりません。 「子どもが寝ている間に少し働く」「夜の空き時間に対応する」という使い方ができます。

② 体力的な負担がほぼない

立ち仕事が多い薬剤師の本業に対して、座ったまま対応できるのが身体的な負担の少なさにつながります。体力的に余裕がない時期でも続けやすい。

③ 患者さんとのコミュニケーション能力が活かせる

服薬指導のコア業務であるコミュニケーションスキルを活かせます。調剤スピードや処方箋枚数をこなす体力がなくても対応できます。

④ 副業としてのリスクが低い

設備投資がほぼ不要(PC・ネット環境のみ)で、始めるハードルが低い。うまくいかなければすぐにやめられます。


オンライン服薬指導のデメリット・注意点

① 収入が不安定になりやすい

件数制・スポット型の場合、患者が来なければ収入ゼロです。固定シフト型を選ぶか、複数の薬局と契約して安定性を確保する必要があります。

② 対応できる薬局がまだ少ない

オンライン服薬指導に完全対応している薬局・副業薬剤師を受け入れている薬局は、まだ多くありません。求人を探す手間がかかります。

③ システムトラブル・通信環境の問題

ビデオ通話の不具合・音声が途切れる・患者の操作ミスなど、対面服薬指導にはないトラブルが発生しやすい。事前の接続確認やバックアップ手段が必要です。

④ 本業との就業規則確認が必要

副業禁止・競業避止条項がある職場では、オンライン服薬指導の副業も制限される場合があります。就業規則の確認は必須です。


オンライン服薬指導の副業を始める手順

ステップ1:就業規則を確認する

本業の職場の就業規則で副業が認められているか確認します。不明な場合は人事担当者に問い合わせるか、就業規則の副業・兼業に関する条項を確認しましょう。

ステップ2:薬剤師専門の転職・副業エージェントに相談する

オンライン服薬指導に対応した薬局の求人は、薬剤師専門の転職エージェント経由で探すのが最も効率的です。「在宅・リモートで働きたい」「副業として週数時間だけ対応したい」と条件を伝えましょう。

ステップ3:必要な環境を整える

  • 安定したWi-Fi環境(有線推奨)
  • カメラ付きPC・タブレット・スマートフォン
  • 静かで話せるプライベートな空間
  • ビデオ通話アプリ(薬局指定のシステムに慣れる)

ステップ4:薬局と雇用契約を結ぶ

在宅パート・業務委託の形で薬局と契約し、オンライン対応の研修を受けて業務開始。


オンライン服薬指導と他の副業の比較

副業の種類 在宅可 収入 始めやすさ
オンライン服薬指導 △ 月2〜3万円
スポット派遣 ◎ 月5〜10万円
医療ライター △ 初期は少ない
ダブルワーク(パート) ○ 安定

「移動したくない・在宅で完結させたい」という優先度が高い薬剤師には最も向いています。

副業の全体像は薬剤師の副業・ダブルワーク完全ガイドで確認してください。


まとめ

  • オンライン服薬指導は自宅のPC・タブレットで対応できる薬剤師の副業
  • 月2〜3万円が現実的な副収入目安。スポット派遣より低いが移動ゼロが強み
  • 薬局と雇用契約を結ぶ形が基本。個人での開業はできない
  • 就業規則の確認・安定したネット環境の整備が必須
  • 対応薬局の求人は薬剤師専門エージェント経由で探すのが最短

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この記事は2026年5月時点の情報をもとに作成しています。